暦の上では立春・・・春ということではありますがまだまだ寒いですね。
今回は交通事故においてこんなケースが増えていますということで事案紹介をさせてもらいます。
交通事故(被害事故)で特約を使って弁護士の力を借りる場合もあることをご存知の方も多いと思いますが、最近はそうではないケースも増えてきているように感じます。
そもそも、交通事故で弁護士に依頼するメリットとしては、例えば
① 慰謝料を適正相場まで増額交渉してくれる
② 弁護士による交渉で相手の態度が軟化する
③ 示談交渉の精神的ストレスが減る
④ 納得感をもって交渉を進められる
などがありますが、最近は当事者同士に過失相殺があり保険会社の話し合いで示談が行えそうな交通事故でも早々に弁護士が出てくるケースも見受けられます。
保険会社同士の話し合いではなく弁護士が入ることで、
① 示談までに時間がかかる=解決までに時間がかかる
② 示談金額が高くなる
③ 証拠映像としてドライブレコーダーの重要性が高くなる
ということも懸念されます。
もしこのような場合になったとしても代理店、保険会社、そして弁護士がしっかりと対応していきますが、事情説明・証拠映像の提出など運転者の時間を割かなくてはいけなくなることも増えますし、何より示談が長引くことでの精神的ストレスになることも考えられます。
ドライブレコーダーを付けることも重要ですが、まずは十分すぎるくらいに注意をしながら運転をすることが事故に巻き込まれない・事故が起きないようにするために大切なことではないでしょうか。