極東油業 保険通信

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最近こんな質問をよくいただきます。答えわかりますか?

関西も梅雨入りしましたね。

気が早いですがじめじめ時期どころか暑さもすっ飛ばして気持ちよくゴルフが楽しめる時期にならないかと思っている今日この頃です。

 

最近お客様からよく「自動車保険についてるミニバイクに乗るための特約や故障の時にロード(レッカー)サービスを使ったら翌年って等級下がるの!?」というご質問をいただくことがあるんですが、皆様等級がどうなるかわかりますか?

 

まず本題に入る前に、自動車保険の等級について復習しておきましょう。

 

自動車保険には等級制度というものが設定されているんです。契約者の事故歴に応じて、保険料を割引いたり割増したりする制度のことで、自動車保険の等級は、一部の会社を除いて1等級から20等級まで分類されています。

 

一般的に、自動車保険に初めて加入する場合は6等級から始まり(ただし、他の車の契約があり、2台目以降のお車を取得して、新たに自動車保険に加入する場合は、2台目以降のお車が7等級からスタートするケースもあります)、等級が上がるほど割引率も高くなり、20等級で最大の割引率となります。保険の開始日から満期日までの間に、無事故だった場合や事故があっても自動車保険を使わなかったなどの場合、次の契約は1つ等級が上がるんです。

 

つまり、1年間無事故だと等級が上がり、割引率も上がることで保険料も安くなります。逆に、保険を使うと等級が下がり、割引率も減り保険料も高くなるわけです。更に今は「無事故」と「事故有」に区別されて、前年に事故があった方となかった方で保険料に差が出たりする仕組みなんです。

 

さて、ここから本題に入っていきますが、自動車保険にはミニバイクに乗るための特約をつけることができるのはご存知でしょうか?

 

自動車保険の補償を受けられる方またはその家族が125cc以下のミニバイクに乗る際、本契約である自動車保険から対人・対物賠償事故や補償内容によっては人身傷害事故まで補償される特約なんです。ミニバイク自体でも自動車保険に加入できますが、年齢制限に影響されなかったり、保険料が抑えられることも多いので条件に合う場合は特約をつけられる方もいらっしゃいます。

 

そして、車のパンク、ガス欠、バッテリーが上がったりで車が自力で走行できなくなった・・・など事故ではない、様々なトラブルが起きたときに現場に駆けつけて応急処置などのサービスをしてくれるのが「ロードサービス」です。ほとんどの自動車保険にはロードサービスがセットで付いています。基本となる保険に加入さえすれば自動的にサービスを受けられるんです。恥ずかしながら僕も何度かロードサービスにはお世話になったことがあります(汗)。

 

では、ご説明したファミリーバイク特約で自動車保険の対人・対物補償を使ったり、車の故障でロードサービスを使ったりした場合、翌年の等級はどうなると思われますか?そりゃあ保険を使ってるんだから等級が下がるでしょ!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが・・・ファミリーバイク特約とロードサービスを使っても、翌年の等級に影響はありません!!!(もちろんミニバイク自体で自動車保険に入っていて保険を使って、保険金の支払いを受けると翌年等級は下がり保険料も上がりますのでご注意ください!)。

 

ロードサービスには前出のトラブル対応以外にも便利なサービスがあるので、次回保険通信でご案内させていただきます。是非次回も見ていただければと思います。

 

事故は起こさない・遭わないに越したことはありませんが、万が一の場合に契約者やその家族をお守りするのが保険であり補償や特約です。「初耳!家で乗ってるミニバイクって特約つけて乗れるかな?」とファミリーバイク特約についてのご不明点やロードサービスの詳しい内容が知りたいという方は極東油業保険課までご連絡ください。今入っておられる保険や補償を見させていただいてお教えいたします!

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